10月 歳時記小物入れ(秋草)

秋の澄んだ空気が心地良い季節。

秋の七草を象った「歳時記小物入れ(秋草)」をご紹介します。

日本最古の和歌集である『万葉集』に、山上憶良が詠んだ「秋の七草」の歌があります。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数うれば 七種の花」

「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 おみなえし また藤袴 朝顔の花」

この秋を代表する七つの草花である、

萩・尾花・葛・撫子・女郎花・藤袴・桔梗を小物入れに象りました。


秋の夜長を楽しむアイテムとして、お香をたきながら読書をするなど、

ゆったりと風流な時間を過ごしてはいかがでしょうか。

K A H O U

- 霞 芳 -  春を華やぐ花のかすみは 野山一面に棚引き映えて 芳しい美に匂い立つ意